CASE

ケーススタディ

case / column

ShowRoom

Q ショールームの在り方についてどう考えますか?

A ブランド価値や企業価値、プロダクトの価値、これらのバックボーンをプレゼンできる空間がショールームであると思っています。
20年程前にショールームを手掛けた頃は既に知りたい事がウェブで検索できる状況でした。改めてショールーム空間の必然性を自問自答する中、物との接点だけではなく、人が介在する事とその空間を経験する事に価値があり、その物のスペックだけではない情報を得る事ができるのは、リアルな空間と人と物だと考えており、ショールームもその一つだと考えています。

Q 購買プロセスにおけるショールームとは?

A インターネットが加速度的に発達しEC販売が普及している昨今、実店舗を持った製品販売方法が問われているのではないかと感じております。リアルな情報・製品を確認する場と購入できる場を分断して考える時代が訪れるのではないかと思っています。そういう意味ですと、ショールームの存在価値が増えていくことも考えられるかもしれません。
実店舗では製品を経験、インターネット上から製品を販売する、といった購買プロセスに変化していく可能性を感じます。そうなった場合、より製品の価値・企業のブランディングを余すところなく表現ができるショールームが必要になってくるかもしれません。